2013年08月18日

130818日本療育学会第17回学術集会

日本療育学会第17回学術集会

プレ企画・小規模研修会 平成25年8月4日 福岡市心身障害福祉センター
本集会 平成25年8月17・18日 九州大学百年記念講堂

元気アートプロジェクトの活動7年目にして、私たちの活動を初めて外部に向けて発信する機会をいただきました。

以前、九大病院小児科病棟の院内学級の教師だった桜木先生から、GAPの活動を是非、日本療育学会で発表してほしいとのお話をいただき実現したものです。

実は、「日本療育学会」の名前は今回初めて知りました。
様々な病気治療のために教育の機会に大きな制限を受けるこども達、障害を持つことによって色々なハンディを受けるこども達のための教育のあり方や環境整備等について考える場だと理解しました。

教育学関係者、医療の現場で活動する教師・保育士、一部の医療関係者などが集まって、プレ企画及び2日間にわたる本集会で、様々な研究発表、活動事例報告、討論が真剣に行われました。
特に、様々な難病の患者達をサポートする現場からの活動や事例報告、研究発表はたいへん刺激的で、勉強になるものが多数ありました。

17日は、松隈さんがGAPの力作のポスターの前で、オスロ病院の視察に始まる、GAPの誕生から活動、そしてそこに込められた、病院におけるアートの必要性などをお話しました。

130818日本療育学会第17回学術集会 130818日本療育学会第17回学術集会

18日は、私が演台に立ち、新しい九大病院小児医療センターのデザインから、デザイナーや音楽家が集まってGAPを結成し、これまで行ってきた活動の数々を紹介するとともに、こども達の感性を育てることの大切さや、教師・保育士、医療関係者とのコラボレーションの必要性、病院がアートや音楽にもっと真剣に取り組んでほしいという願いなどをお話ししました。

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発表後も、保育士の方、大学教育学部の准教授の方など色々な方から、GAPの活動について色々な質問を受けると共に、今後も情報交換をさせてほしいとの申し出を受けるなど、学会の外部から報告を、結構刺激として受け止めていただいたようです。

130818日本療育学会第17回学術集会
九大院内学級 中学校教師の江口先生の報告
九大病院に入院した中学3年生の生徒の長崎県立高校入学試験を九大病院内で実現した活動のエピソードです。
長崎県で初めての出来事だったようで、前例に風穴を開けた感動のストーリーでした。すごい!!!

ポスター制作や発表のパワーポイント制作など発表準備は結構骨が折れましたが、色々と学ぶことも多く、有意義な2日間を過ごすことができました。

参加者は2日間通して松隈、佐藤、川崎、私の4人、初日に今宮さんでしたが、ポスター制作の黒瀬さん、コーディネートしてくれた中牟田さんなど大変お疲れ様でした。

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Posted by 元気アートプロジェクト at 17:37│Comments(0)活動記録
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