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2018年03月29日

180327九大病院プレイルームコンサート

OnPalと元気アートプロジェクトが協力して1年がかりで創作した紙芝居コンサート「カンタローのぼうけん」の初演を行いました。

2018年3月27日(火)14:00~14:40
九大病院小児医療センター プレイルーム
プレイルームコンサート:カンタローのぼうけん
ナレーション/竹下 恵  フルート/白木彩子
チェロ/井上 忍  ピアノ/安浪由紀子

「カンタローのぼうけん」は紙芝居と音楽によるものがたりです。
楽しい絵とショパンのメロディーで、物を大切にする心を伝えます。

企画:特定非営利活動法人OnPal
原作・構成:松隈直知
イラストレーション:鄭 菊振
編曲:竹下 恵
エディトリアルデザイン:中牟田麻耶
助成:公益財団法人ベネッセこども基金

 本日の初演は、開演の70分前に集合して会場の準備からリハーサルまで綿密に行いました。
 開演に先立ち、ナレーション(紙芝居おばさん)を務めた竹下さんが、物語の趣旨が環境問題にあることや、音楽がみんながどこかで聴いたことのあるショパンのピアノ曲を編曲したものであることなどを説明しました。

 いよいよ紙芝居と演奏の始まりです。
 この物語のもう一つの仕掛けは、会場のこどもたちに絵本のキャラクターになってもらい、一言ずつせりふを言ってもらうことなので、自転車さんや、トンボさんや、くまさんなどを振り分けて、それぞれ場面ごとにせりふを読んでもらいました。
 ショパンの名曲の数々をフルートやチェロで演奏するのは簡単なことではありませんが、練習を重ねた成果で、とても素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
 おかげで、とても楽しいカンタローのイラストと、フルートとチェロとピアノのメロディーに、こどもも大人も真剣に見入ってくれました。
 今後、回を重ねるごとにもっともっと見事な演奏になっていくことでしょう。楽しみです。

 プレイルームはもともと幼児のためのスペースで、「カンタローのぼうけん」は幼児向けの内容ではないので心配でしたが、幼児もお母さん達も一緒に楽しんでくれたようです。
 また、春休み期間中ということもあり小学生は2人しかいませんでしたが、この2人がとても気に入ってくれたようで、演奏後は、配布した「カンタローのぼうけん」の絵本に出演者のサインを求めたりして、とても楽しそうに話していたのが印象的でした。

 反省点としては、マイクがなかったのでこどもやお母さんの読むせりふが聞き取りにくかったことと、自分の出番がいつかわからないので、それが気になって紙芝居や演奏を楽しむ余裕がなかったことでしょうか。 
 次回は、マイクの準備と、始まる前に出番がいつごろかを教える工夫を行いたいと思います。

  「カンタローのぼうけん」は、「うんち博士」に続く第2弾のオリジナル作品として、今後、色々な場面で公開できればと思います。
 当面は、2018年度に、こども病院のひだまりギャラリーや福大病院のプレイルームで実施する予定です。
 また、九大病院も今回はプレイルームでしたが、院内学級の音楽授業で環境教育を兼ねて行うことを、院内学級の先生と相談したいと思います。









  


Posted by 元気アートプロジェクト at 21:46Comments(0)活動記録

2018年03月25日

180314こども病院万華鏡づくり

福岡市立こども病院のひまわり学級で、「万華鏡づくり」を行いました。
万華鏡は今年2回目でしたが、院内学級の原先生のリクエストで急遽実施したものです。

材料を準備している時から,子どもたちはこれなあに?と興味津々でした。
ひまわり学級の先生が”世界でたったひとつの””自分だけの”万華鏡を作ろう!という導入をしてくださり,みんな自分だけの万華鏡をつくろう!どういうのにしようかな?と色んな材料を眺めていました。

男の子たちはきんきらきんの金の和紙をみつけて「それがいい!」と嬉しそう。
女の子たちも好きな色の画用紙に,マスキングテープでどんなデザインにしようかな?とわくわく。
さっそく画用紙にビーズを張り付けて,世界でたったひとつの万華鏡を作るのに熱中している子も。
これがいいかなぁ?あれがいいかなぁ?うまく貼れないなぁ?うまく切れないなぁ?と,
それぞれに色んな材料と奮闘しながら,先生やお友達とお話ししながら,素敵な万華鏡を作っていきました。

外側の飾り付けが終わったら…さっそく中にビーズを入れてみます。
ビーズを入れて…ふたをして…覗いてみると……「うわぁすごい!」「きれい!」と大興奮。
小さなビーズを沢山入れてみたり,まるいビーズだけを入れてみたり,色のついたフィルムを張り替えてみたり…と,
いろんな見え方ができる万華鏡を,存分に楽しんでいる様子でした。

先生方も思い思いに素敵な万華鏡を作っておられ,「先生みせて!」と子どもたちもにこにこの笑顔でした。
そして最後に一言ずつ,子どもたち全員が今日の感想を発表してくれました。
それぞれに難しかったこと,面白かったこと,楽しかったこと…いろんな体験をすることができたようです。

いろんな素材があり,子どもたちも材料選びから楽しそうな様子でした。
子どもたちも普段できない色んな素材と触れ合う体験ができたのではないかと思っています。 

反省としては,分厚い和紙の場合には特に,筒に丸めて貼った際にビーズがはがれてしまったり,紙が分厚くてふたが閉まりにくかったりすることがありました。
はがれてしまうビーズは,セロハンテープを一周巻きつけることで解決しましたが,幅広の透明テープがあれば便利だろうなと思いました。

参加者
小学生5名
GAP:松隈,真隅昌子,川崎恵子,川崎えつ子,甲原,中村,古賀典子,古賀なな子













  


Posted by 元気アートプロジェクト at 21:49Comments(0)活動記録